私は今、脳卒中専門病棟(Stroke Care Unit:SCU)で言語聴覚士として働いている一年目スタッフです。
当院のSCUは「埼玉県急性期脳梗塞治療ネットワーク:SSN」の基幹病院として、24時間365日緊急手術・緊急治療を行っています。そのため、常に救急の患者様が入ってくる状態です。
SCUでの言語聴覚士(ST)としての役割としては、発症直後の方に嚥下機能の評価を依頼されることが多くあります。食事を提供するか、一度提供を見送りリハビリを行ってから再度評価を実施するのかを判断します。提供する場合でも、食事の形(食形態)をお米にするかお粥にするのか、食材の形を細かくするのか等、選択を迫られる機会がとても多くありますが、その分やりがいのある部署です。
SCUチームはリハビリスタッフが少ないのですが、その分スタッフ間の一人一人の距離が近く、ちょっとした事でもすぐに相談出来アドバイスを貰えるアットホームな職場です。